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 最新版情報
理科年表表紙
【2019年版】

◆ポケット版:A6判 定価本体1,400円+税
◆机上版:A5判 定価本体2,800円+税

●特徴
★創刊から92冊目となる理科のポケットエンサイクロペディア、『理科年表』
★日本各地を襲った集中豪雨、台風、大地震、そして暑い夏。「記録的」「観測史上初」「前例にない」といった言葉が躍るなか、その目安となる基礎データや関連情報が満載。
★同月刊行、姉妹版『環境年表2019-2020』から一部項目掲載
★最新の話題や時事をデータやトピックスで紹介します


●主な改訂内容とトピックス

■ 暦 部
★2019年の1年間のこよみ情報を掲載
★2019年は、日食が3回[1/6、7/3、12/26]発生します。日本ではそのうち2回が観られそうで、1年に2 回の日食が観られるのは2009年以来10 年ぶりとのことです。2020年にも日食を控え、ここ1、2年はちょっとした日食ラッシュになるようです。なぜこのように集中した発生が起こるのか、日食の周期についてのくわしい解説は「理科年表オフィシャルサイト」で限定公開されるトピックス「日食の周期」をご覧ください。

 《トピックス》※オフィシャルサイト限定公開
「日食の周期」 
片山真人(国立天文台 天文情報センター)
……2019年には日本で見られる日食が2回。国内で1年に2回日食が見られるのは2009年以来10年ぶり、それもほぼ全国でとなると1992年以来のことであり、2020年6月21日もあわせてちょっとした日食ラッシュとなる。このようなラッシュは次にいつ来るのかを図を交えながら解説します。


■ 天文部
★最近の天文観測の目覚ましい成果を受け、トピックスに3テーマを設け、わかりやすく解説します。

 《トピックス》
「Hyper Suprime-Camの初期成果」
 
田中賢幸(国立天文台 ハワイ観測所)
……すばる望遠鏡の主焦点に取り付けられているHSCの初期データと今後の期待について解説します。

「電磁波同定された重力波天体」 田中雅臣(東北大学 大学院理学研究科)
……2017年に中性子星合体からの重力波(GW170817)が初めて直接観測されたことを受け、これからの重力波と電磁波の連携による「マルチメッセンジャー天文学」への期待を解説します。

「太陽観測史上最強の黒点磁場」 岡本丈典(国立天文台 チリ観測所)
……太陽観測衛星「ひので」が発見した太陽観測史上最大となる6250ガウス(625ミリテスラ)の磁場強度を持つ黒点について解説します。


■ 気象部
★2017年の統計数値を追加、反映(近年のおもな台風経路、国内外の気象災害なども)
★年々暑さが増す日本の夏、ついに埼玉県熊谷市では国内観測史上最高気温41.1℃を記録しました。気象庁資料によれば、最高気温上位3位はすべて今年記録しています。今年はあまり蚊に刺されなかった、昼間のセミの鳴き声が心なしか少なかった(逆に夜半まで鳴いていた)など、気になられた方も多かったと思いますが、暑すぎると昆虫の活動も鈍るという調査結果もあるようです。「生物季節観測平年値」では、アブラゼミの初鳴日は熊谷で7月21日となっています。いずれ暑さを嫌って6月あるいは9月に鳴き始める時代が来るかもしれません。


■ 物理/化学部
★日本でついに本格的な建設が始まったリニア新幹線をはじめ、超伝導材料を応用した技術革新がさまざまな産業で活用されています。超伝導物質もますます増え、今回「超伝導体」を最新の情報に更新します。そのほかにも、紫外、可視、近赤外域のおもなスペクトルを掲載する項目では、紫外、可視、近赤外の波長範囲を明確にし(200〜2200 nmと明記、あわせて「紫外、可視、近赤外(200〜2200 nm)のおもなスペクトル線」と改題)、それに伴い100本近くのスペクトル線が新たなに追加されています。また、高エネルギー(加速器)関連では、「シンクロトロン放射」の解説ページを全面改訂しました。


■地学部
★これまで大きな地震がなかった北海道でも、ついに甚大な被害が出てしまいました。日本にこれだけ地震が多いのは、また火山噴火が毎年平均して5、6回発生しているのは、いずれも日本列島が特異な場所にあるからであり、理科年表に蓄積された長期データは、「日本」を知るいいツールになります。日本の科学技術の発展は、毎年のように起こる自然災害に立ち向かい克服してきた先人たちの知恵と努力の歴史ともいえそうです。
[地理] 国内外の地理情報を最新データに基づき改訂(山の標高、河川・湖沼の流量、面積、人口など)。「世界のおもな高山」では一覧表に加え、分布図(地図)も掲載
[地質・鉱物] 隕石関連のデータを更新、「隕石の酸素同位体」を新設
[火山] 2017年までの国内外の火山情報を更新、日本では年に何回噴火しているのかがわかる統計は「最近70年間に噴火した日本の火山」を参照
[地震] 2017年まで(一部2018年)の国内外の地震情報。「日本付近のおもな被害地震年代表」では、北海道胆振東部地震の情報も掲載
[地磁気]「世界各地の地磁気要素」「地磁気活動度」更新
[電離圏] 2017年データに更新


■ 生物部
★隔年で掲載する「動物分類表」と「植物分類表」。昨年版の「動物分類表」に引き続き、今回「植物分類表」を全面改訂。最新の分類体系への見直しを行うとともに、英語も併記してさらなる充実をはかりました。ボリュームもこれまでの1.5倍
★「ヒト(染色体)の遺伝子地図」も2018年の最新の文献に則り、地図と一覧表を大幅に改訂しました。
★地球温暖化によって生物にどのような影響を与えるのか、トピックス「温暖化による生物・生態系への影響」にてくわしく解説します。

 《トピックス》
「温暖化による生物・生態系への影響」
 
熊谷直喜(国立研究開発法人 国立環境研究所 生物・生態系環境研究センター)
……なぜ地球温暖化が多くの生物に影響を与えるのか、生物や生態系に何が起こるのか、将来の生態系はどう変化するかを解説します。多くの生物の活動は周囲の温度と密接な関係にあり、あらゆる生命活動が温暖化の影響を受けます。温暖化の進行に適応できない生物も多いため、次第に生物の種多様性は減少すると予想されています。


■ 環境部
★2017年までの国内外の環境データに更新
★姉妹版『環境年表2019-2020』も同月刊行、環境部にはその最新情報のエッセンスを更新掲載します。近年の異常な暑さ、そして頻発する自然災害、世界の地球環境の"いま"をまとめます。TVでは外来生物を駆除する番組が人気ですが、外来生物の種類などをまとめた項目も充実しています。そのほか、いまや2人に1人ががんになる時代、「ヒト発がん(要因)物質と評価されたおもな化学物質・製造工程」では、がんを誘発する恐れのある物質の一覧を掲載、最新の情報に基づき更新します。


■ 附 録
★第1回(1901年)から今年2018年のノーベル賞受賞者一覧
★2018年ノーベル生理学・医学賞に本庶佑先生(京都大学特別教授)が受賞



※[概要・序文・目次]につきましては、こちらをご覧ください。