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東京 東経 139°44' 29".27 北緯 35°39' 27".7 |

日出入計算に使用されている各地の経緯度
(世界測地系 )
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これらの地点は各道府県庁が所在する市の中で経度緯度ともに
1' の整数倍になる地点が選ばれている。
東京の予報地点は、理科年表の凡例に書いてあるように、東京都港区麻布台
2-1 旧東京天文台大子午儀中心跡になっている(
旧麻布狸穴。たぬきの穴と書いて “ まみあな ”
と読む。旧東京天文台はここにあった )。日本経緯度原点の位置はやや異なる。経緯度原点の方は旧東京天文台の子午環中心があった場所で、
1892 年(明治 25 年 )に当時の陸地測量部がその地点を経緯度原点と定めたことが始まりである。なお、麻布は高台であるのに、標高
0 m という仮定の場所にして計算してある。
なお、日本の経緯度は 2002 年 4 月 1 日から、従来の日本測地系に代わって世界測地系を基準にすることになった。それに従って、東京の予報地点の経緯度も理科年表平成
15 年版から世界測地系による経緯度に改定された。
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【相馬 充 国立天文台光赤外研究部(2006年11月)】
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