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理科年表 2020
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大正14年創刊以来の伝統・歴史とともに、記述の正確性にも定評がある科学データブックの最新版です。理科年表オフィシャルサイト探索のお供に、ぜひともご活用ください。また、本書のご購入により、オフィシャルサイト内「理科年表広場」へのアクセスが無料となります。
☆ハンディタイプの「ポケット版」と、大きな活字の「机上版」の2種類がございます。(内容は同一です。) |
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◆ポケット版
A6判 定価1,400円+税 |
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◆机上版
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月齢とは
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月齢とは、直前の朔(新月)の瞬間を “ 0 ” として、そこからの経過日数をあらわした数値です。
理科年表には、その日の正午における月齢が「正午月齢」として掲載されています。
月齢の計算ですが、たとえば、ある月の 1 日正午がちょうど朔であれば、その日の正午月齢は
“ 0.0 ”、 2 日の正午月齢は朔から丸 1 日経過していますので
“ 1.0 ”、さらに、月齢は 1 日に 1 ずつ増加して、
3 日、 4 日、 5 日、・・・の正午月齢は “ 2.0 ”、
“ 3.0 ”、 “ 4.0 ”、・・・となり、次の朔になったときに再び
“ 0 ” から数え始めます。
【朔が 1 日正午の場合 】
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日付
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1日
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2日
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3日
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4日
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5日
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・・・ |
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月齢
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0.0
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1.0
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2.0
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3.0
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4.0
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・・・ |
朔が正午でない場合、月齢には小数点以下の端数がつくことがあります。たとえば、ある月の 1 日 21 時が朔だった場合の、翌日 2 日の正午月齢を計算してみましょう。朔から
2 日の正午までには 15 時間が経過しています。これを「日」に換算すると
15 時間 ÷ 24 時間 = 0.625 ですので、小数第 2
位の “ 2 ” を四捨五入して、 2 日の正午月齢は
“ 0.6 ” となります。
以後、 3 日、 4 日、 5 日、・・・の月齢は “ 1.6
”、 “ 2.6 ”、 “ 3.6 ”、・・・と進みます。
【朔が 1 日 21 時の場合 】
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日付
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1日
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2日
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3日
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4日
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5日
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・・・ |
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月齢
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前回の朔の日時に
よって決まる
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0.6
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1.6
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2.6
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3.6
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・・・ |
月齢と満ち欠けの関係
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地球の中心から見たときに、太陽と月の黄経が一致した瞬間を「朔
(新月)」、月が太陽より 90 度東にきた瞬間を「上弦」、月と太陽が
180 度離れた瞬間を「望(満月)」、月が太陽より
90 度西にきた瞬間を「下弦」と呼びます。
月は平均約 29.5 日の周期で満ち欠け(新月 →
上弦 → 満月 → 下弦 → 新月 )を繰り返します。それぞれほぼ等間隔ですので、月齢
7 前後で上弦、15 前後で満月、 22 前後で下弦、 29.5
前後で次の新月となります。月が移動する速さは一定でないため、必ずしもぴったり決まった月齢にはなりませんが、月齢を月の満ち欠けの目安にすることができます。
たとえば、「中秋の名月」は、現在は使われていない暦である「旧暦」の
8 月 15 日の月をいいます。旧暦では、新月を含む日を
1 日目として日付を振っていました。この数え方では、毎月
15 日の月齢は 14 前後になりますので、 8 月 15 日の月は必ず満月に近い形になります。ただし、中秋の名月の日の月齢が、
15 ではなく、それより 1 小さい 14 前後になるうえに、月の動きがそれぞれの年で一定でないために、中秋の名月の日に必ず満月になるとは限りません。
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【石崎昌春 国立天文台天文情報センター(2006年11月)】
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【 参考 】
http://moon.jaxa.jp/ja/koyomi/html/html/ms_2.html
(JAXA) http://www.kahaku.go.jp/exhibitions/vm/resource/tenmon/
space/moon/moon01.html (国立科学博物館)
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